<終了>AizawaNotes Seminar Vol.4

Nコン2020課題曲講習会 ~作曲家とピアニストの視点によるアナリーゼと演奏法~

講師

土田豊貴、三宅悠太、渡辺研一郎、相澤直人

内容

第87回NHK全国学校音楽コンクール(Nコン2020)小学校・中学校・高等学校の部の課題曲講習会です。作曲家3人に加え今回はピアニストも交えた曲分析、クロストークという、他では聞けないような内容となっています。モデル合唱団を置かず、ピアノが一台だけ置いてある状態で、音楽家4人が楽譜を手がかりに、課題曲のアナリーゼ、演奏法、練習法、さらには合唱音楽の考え方まで、自由にトークを繰り広げます。昨年ご好評いただいたこの稀有なセッション、今回は更にパワーアップして皆様にお届けします。

日時

2020年3月28日(土) 

14:00~15:30・・・中学校の部 「足跡(あしあと)」
16:00~17:30・・・小学校の部 「好奇心のとびら」
18:00~19:30・・・高等学校の部 「彼方のノック」

※各回15分前より受付開始 

場所

アレイホール(小田急線・京王井の頭線 下北沢駅 徒歩 2分)

東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3階

受講料

1部門・・・ 6,500円
2部門・・・ 10,500円
全部門・・・ 13,500円

備考

・楽譜は各自でご手配の上ご持参ください。
・録音、撮影はご遠慮ください。
・学校関係者以外の方もお申し込みいただけます。
・本セミナーに関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
 seminar@aizawanotes.com

昨年開催いたしましたNコン2019課題曲講習会の模様をYouTubeにて一部公開いたしました。参加ご検討の参考にしていただければ幸いです。

講師

土田 豊貴 - TSUCHIDA Toyotaka –

1981年、東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部カレッジ・ディプロマ作曲科修了。2010年、女声合唱とピアノのための「夢のうちそと」で第21回朝日作曲賞を受賞。第81、83回NHK全国学校音楽コンクール・スペシャルステージの編曲を担当。近年は合唱曲を中心に多くの委嘱作品を手がける傍ら、コンクール、合唱祭、講習会などの審査員、講師も務めている。これまでに作曲を法倉雅紀、鈴木輝昭、指揮を故・岡部守弘、高関健、ピアノを三輪郁の各氏に師事。作曲・声楽アンサンブル「THEATRE EN VOIX」同人。

三宅 悠太 - MIYAKE Yuta –

東京藝術大学作曲科をアカンサス音楽賞および同声会賞を受賞して卒業後、同大学院作曲専攻修了。奏楽堂日本歌曲コンクール第12回作曲部門第1位。第79回日本音楽コンクール作曲部門(オーケストラ作品)第1位、併せて岩谷賞(聴衆賞)および明治安田賞受賞。管弦楽、室内楽、舞台音楽、合唱、ほか多岐に渡る作編曲を手がける傍ら、全国各地より招聘され講習会講師やコンクール審査員等を務めている。近年では小中高の音楽科教科書に掲載される作編曲作品も多い。2016年第83回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲《次元》作曲者。武蔵野音楽大学、聖心女子大学、都立総合芸術高等学校、各講師。日本音楽教育学会会員。

渡辺 研一郎 - WATANABE Kenichiro –

1990年生。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。東京藝術大学院音楽研究科修士課程音楽学専攻修了。グレゴリオ聖歌の初期の記譜法である「譜線無しネウマ」に関する研究論文により修士号(音楽)を取得。 ピアノを小倉郁子、志村泉、林苑子、E.D.ヴァイスハールら、クラヴィコードを高橋尚子、グレゴリオ聖歌やポリフォニーといった中世・ルネサンス期教会音楽の演奏法を花井哲郎、声楽を花井尚美の各氏に師事。 アルベルネ・ユーゲントコール、立教トリニティコール、行徳混声合唱団、混声合唱団水曜会、室内合唱団「日唱」、等のピアニスト。ヴォーカル・アンサンブル カペラ、サリクス・カンマーコア、emulsion、各メンバー。フォンス・フローリス古楽院講師。日本グレゴリオ聖歌学会員。

相澤 直人 - AIZAWA Naoto –

東京都出身。東京藝術大学作曲科及び指揮科の両科に学ぶ。現在、アイザワノーツ合同会社代表、JCDA日本合唱指揮者協会副理事長、東京都合唱連盟理事。また、洗足学園音楽大学講師などを務める。 指揮者としては、あい混声合唱団他多くの合唱団の音楽監督、常任指揮者を務める他、客演の依頼も多い。特に、古今の邦人作品における「ことば」と「音楽」を読み取る演奏に評価を得ており、作曲家やピアニストからの信頼も厚い。 一方、作曲家としても活動中で、多くの作品が出版され愛唱されている。代表曲の「ぜんぶ」がTBSドラマ「表参道高校合唱部!」で使用された他、NHK全国学校音楽コンクール、東京国際合唱コンクールの課題曲の制作を手掛けるなど、多方面で活躍中。 また、「たしかな芸術」「曲が喜ぶ演奏」などをモットーとした活動は共感を呼び、全国各地から講習会講師、コンクール審査員などで招聘されている。