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Naoto AIZAWA

教会旋法

<第2回のキーワード集>(※受講者のT様ご提供)
シンコペーション
限定進行音
着地するエネルギー
クレッシェンドの末尾
三善アクセント
低い音域は弱々しくなってしまうのが多いが、実際逆のこともある
表現として逆をやらなければいけないこともある
音楽のエネルギーを受け止める
音楽中で密度を作っていく
音の後持続
旋律を横に読む
ドミナント向かっていく
増六の和音
ルター「深き淵より」
フリギア旋法の性格
ジョスカン・デ・プレ「レクイエム」
パレストリーナ「バビロン川のほとりで嘆く」
響きのエッセンセンス
ドビュッシー「弦楽四重奏」「沈める寺」
ヘンデル「メサイア」
フリギア終止
小指の方が神経使う 親指は無神経になってしまう
ブレスが次の音楽を引き寄せる
ピアニストの音形も考えながら歌ってほしい
espress.の作曲者の意図
三部形式
展開部を経験してからの再現部の風景
音の動かし方
ドミナントが見られない時にどのように緊張感を作るか
横軸は縦軸を考えないと見えて来ない

2回目の「生きた旋律―旋律演奏の探究―」セミナーが行われました。第1回目「モノフォニーとメリスマ」に続き、今回は「教会旋法」。第1回目に渡辺研一郎さんが作曲してくださったモノフォニーの旋律(ドリア旋法)に、三宅悠太さんがピアノの伴奏をつけるという試みの第1曲、そしてマルティン・ルターの湯有名な「深き淵より」の旋律(フリギア旋法)をポリフォニックに編曲した、同じく三宅悠太さんの力作を題材に、演奏法についてトークを繰り広げました。

当セミナー「生きた表現へ―旋律演奏の探究―」は第1期〜第4期まで全20回を予定しており、毎回2曲以上を目安に、私たちがこのセミナーのために楽曲を作曲し、「演奏法」に繋がるアナリーゼをする、ということが何よりの売りです。

第1期(全5回)は「旋律をヨコに読む」ことをモティーフに、「モノフォニーとメリスマ(第1回)」「教会旋法(第2回)」「ペンタトニック(第3回)」「順次進行と跳躍進行(第4回)」「総合(第5回)」と、講習を進行しております。

申し込みは、シリーズ一括でも、単回でも受け付けております!